「ガラケーが使えなくなるので、スマホデビューしましょう」
と最近よく耳にします。
私たちアラフィフ世代の親は、パソコンやスマホというたぐいのものは、中々使いこなせないというか、はじめっから「使えない」と思っていて、覚えようともしない人も多いです。
私の親も、何とか、電話をかけるかめにガラケーだけは持っているんですが…
ガラケーが使えなくなるというので、「ガラケーがなくなると困る!!」という高齢者の親、それも離れて暮らしている70代の親にどのようにすれば、いいのか、実際にやってみた方法をご紹介します。
- 離れて住んでいる親にスマホを持たせたい
- 若い人と一緒に住んでいない
- 親は、ガラケーで電話をよく使う
- 親はスマホは、無理と思っている
- できれば、最終的にLINEを使えるようになって欲しい
- 親に不安を与えたくない
- 金額よりも、安心してスマホを持てるようにしてあげたい
こんな人は、ぜひ参考にしてください。
ガラケーがなくなると困る離れて住んでいる親は多い
「ガラケーがなくなる」というか、正確にいうと3Gガラケーが使えなくなる。
私の母親は、77歳。ガラケーで国内通話話放題で、時間を気にせずおしゃべりを楽しんでいます。その携帯電話(ガラケー)が使えなくなることは、死活問題なんです(;’∀’)
父親に関しては、ガラケーすら持たないので”スマホデビュー”は、諦めています。
調べてみると、やっぱり70代、80代になると、スマホ利用率がグッと下がります↓↓↓
画像引用:総務省の通信利用動向調査
一緒に住んでいれば、わからなければすぐに教えられるのですが、離れていたら教えられませんよね。
そこで、一番確実で、親も抵抗なくスマホを持てるようになる方法を考えた結論は・・・
結論!ガラケーとスマホの2台持ちをさせる
もともと、スマホはできないと思っている親に、ガラケーを辞めさせてスマホにしてしまうと電話すらできなくなってしまう可能性が大いにあります。
わかんなかったら、今まで通りガラケーが使えるんだから安心でしょ?
とガラケーがなくなる不安を取り除いてあげると、スマホを手にとってくれます。
70代の親にスマホを持たせる手順
ここから、具体的な流れを書いていきます。
まず、私たち親世代は、NTT、つまりドコモ信者が多いです(笑)
それから、田舎や山間部でも通信網がしっかりしていることと、高齢者に対しての「スマホ教室」が充実しているので、ドコモで契約しました。
手順①子供がスマホの契約をする
高齢の親が、自分でスマホの種類をえらんだり、料金タイプがどれがいいのか選ぶのは無理です。
ショップで機種を選ぶと、実際に触れられるので、画面のわかりやすさや操作性がよくわかります。料金的には、ahamoが一番ですが、オンライン限定ですし、あとからのサポートに不安があります(同居していて、何かあれば教えてあげられる人は、ahamoはおすすめです)
手順②機種を選ぶ
私は、機種はお年寄りなら ”らくらくスマホ”にすればいいと思って、ドコモショップに行ったんですが、
- 高齢の方でも、人前で携帯を使う時、らくらくスマホを恥ずかしがる人がいる
- 親が使い方を知り合いに聞いた時、らくらくスマホは独特なので知り合いが教えられない
- 本体代が、54,000円と高かった
こういった理由で、らくらくスマホではなく、ホーム画面がシンプルで簡単な arrows WeF-51B にしました。
私が支払った金額は、14,500円(2021年12月時点)
そこは、仕方ない出費と諦めましょう。
スマホケースは純正のケースを 4,030円 で買っちゃったんですが、楽天で調べてみると、1,000円でよさそうなカバーもありましたので、カバーは楽天やアマゾンで買う方が絶対にお得かと思います。
手順③親が使いやすい初期設定をする
渡してすぐに、電話が使えるように設定しておいた方がいい事はこちら
- 文字を特大かそれより一つ小さいサイズに設定して、文字を大きくする
- 使わないアプリなどは、2ページ目に表示
- 画面が消える時間を長く設定
- 親戚の電話番号を電話帳に登録
- LINEをインストールして私のLINEを友達登録する
- ドコモのメールアドレスとGoogleアカウントのGメールアドレスを設定
- dアカウントのパスワードを入力しやすいパスワードに変更しておく
手順④親にスマホを渡す時に教えることと渡すもの
親にスマホを渡す時、大事なのは「不安にさせない」ということ。
年末に契約してお正月に親に渡したんですが、その時にしたことは・・・
- 連絡先に入力して欲しい人の情報を入力してあげる
(ガラケーに入力した連絡先の移行は、ドコモショップで一気にすることもできます) - 自分のスマホの電話番号やメールアドレスなどを一覧に書いたものを渡す
- 電話をかける・電話を受けとる・ホーム画面への戻す方法・文字入力の方法・LINEの見方などを教える
- 充電の残量の表示場所を教える
- 充電方法
最初は、たくさんのことを教えると全てがわからなくなってしまうので、最小限の事を教えた方がよさそうです。
カメラの使い方や電車の時間の検索を教えてみたけど・・・まだ早かったような気がしました。
手順⑤スマホの操作に慣れてきたらガラケーを解約する
スマホで、電話がかけれたり、LINEができるようになったり…
高齢の親自身が、スマホに不安感が無くなってきたなら、ガラケーを解約してスマホ1本にすればOK!
まとめ
【ガラケーがなくなると困る!離れて住む親のスマホ問題はこれ1択!】ということでお届けしました!
まずは、今使っているガラケーとの2台持ちで、スマホの練習をしましょう。いざという時の連絡はガラケーでとれるので、子どもとしても安心です。
少しでもお役に立てれば幸いです。